格差

老後

年収が高いか低いかは当然のことながら、生活全般に大きな影響を与えます。子供の教育、恋愛、結婚、住宅購入などあらゆる事柄が年収の高低に左右されるのです。そして人生の締めくくりである、老後生活にも大きな影響を与えます。

まず国民年金であれ、厚生年金であれ、支給される老齢年金の金額は、支払った保険料で決まってきます。年収が高い人ほど、たくさん支払っているわけですから、おのずからたくさん年金が支給されるのです。

これはある意味当然ですが、スウェーデンなどの年金制度をみると、最低保証額が比較的高額で、医療費や老人福祉施設などが無料なので老後の生活は保障されています。そのため、国民には貯蓄の習慣がないといわれています。消費傾向が強いのです。そして、その高い消費傾向にたいして、原則25%の消費税を課せられています。

また、地方税などの税率も非常に高いのです。高額所得者にはその上に国税もかけられます。日本の年金制度では、なかなか老後を安心できるほどの年金を受け取ることができません。そこで日本よりも物価の安いタイやインドネシアなどで老後生活を送る人が増えています。日本の年金制度では、保険料を規定通りおさめていれば老後海外で居住しても年金は支給されます。今後はますます海外で老後過ごす人が増えるのではないでしょうか?

この様な自衛対策が立てられる人はまだいいのですが、若年期にワーキングプアといわれるほど年収が少なかったり、また、自営業で年収の増減が激しかったりすると、老年になっても支給される年金が非常に少額で生活できないような状態になってしまいます。若年期から、できる限り年収をアップさせるべく、保険料を少しでも多く払えるように努力をすることが大切です。